心に抱く希望を穏やかに分かち合う
今年の世界広報の日の教皇メッセージは次の聖書箇所に基づいています。
「心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。それも、穏やかに、敬意をもって、正しい良心で、弁明するようにしなさい。そうすれば、キリストに結ばれたあなたがたの善い生活をののしる者たちは、悪口を言ったことで恥じ入るようになるのです。」(第一ペトロの手紙 5 章 15 節~16 節)
教皇様が説明する中で特に二つのことを強調します。
まず、「説明を要求する人」についてです。この人はキリスト者が言う言葉に対して説明を要求することではなく、抱いている希望についてです。つまり、キリスト者の生活スタイルについてです。キリスト者として私たちはただ話しをするよりも、行動が大事です。私たちは抱えきれない沢山の言葉を必要としていません。ただ行いとして私たちの希望であるイエス・キリストを表すことです。
もう一つ、「穏やかに、敬意をもって」についてです。これは重要なポイントです。
キリスト者は激しい話しする人ではありません。
キリスト者は相手を責める人ではありません。
キリスト者は暴言を使う人ではりません。
イエス・キリストの言葉で言えば、キリスト者は柔和な人です。
現代社会は、特にメディアの世界は非常に激しく希望を捨てさせられるものです。私たちはキリスト者としてこの穏やかさと敬意のこころを伝えて分かち合うべきです。そうすれば希望を与えることができます。キリスト者はこの柔和なスタイルにように区別できます。このスタイルで行動し励んでいきましょう。